
SUMIDECOの技術
Sumideco Paperを開発するまでには、様々な試行錯誤を要しました
炭を紙に!


まずは、手抄きにて『梅炭』を混ぜて紙に。次にオンマシンで。最初は均等に梅炭が混じりあわず開発はスムーズに進みませんでした。 炭の噴霧装置を手作りしながら試行錯誤を重ね、来る日も来る日もテストを繰り返します。
また梅炭の液を造る工程で、作業着が黒くなるのは当然のこと、鼻の中まで真っ黒、周囲の機械も真っ黒になりました。噴霧器に炭が詰まった時は工場のラインを止めて全員で機械洗浄したりもしました。
中でも一番の問題は、炭を挟んだ部分が破れて、中の炭がこぼれてしまうことでした。
この問題を解決するために、工場のメンバーに加え、同業社の方にも力をお借りしながら『決して諦めない』気持ちで取り組みました。
そしてついに2007年10月、製造方法を根本的に見直したことで、ようやく問題をクリア。とうとう商品化に成功しました。
商品化を実現するまで様々な技術を応用してきましたが、本当に大切なことは「成功するまでやり続ける気持ち」だと気が付いたのは私たちにとって何よりの収穫でした。
そんなたくさんの想いの結晶がSumideco Paperとなりました。